皆さん、こんにちは。特派員のツツミです。
最近、大人気のドラマで飛騨弁が話題になってました。
「好きやよ」って言うんですね。
文字にすると普通ですが、方言は微妙なイントネーションがいいですよね。
キュンとします。
こちらの方言だと、どうなるんだろう?
「好きっちゃん」? ちょっと可愛くて博多弁っぽい。
柳川弁だと「好いとーよ」とか? まだ可愛いな。
「好いとっばい」? うーん⁉ キュンがだいぶ薄まりますね。
変換ミスなんかした日にゃ「水筒ばい」って‥。なんじゃこりゃ。
さて、マクラが長くなってしまいました。
マクラといえば、落語です。
2月13日(日)、柳川市民文化会館で「柳家花緑・台所おさん」の親子会が行われます。
私は前回、行きました。
台所おさん氏は柳川市出身。お客様が多くて盛況でしたね。
ご存じでしょうが、柳家花緑氏は人間国宝・故柳家小さんのお孫さん。
私の中では、若い落語家の中で古典落語をきっちり見せてくれる人、というイメージです。
台所おさん氏は、自分より年下の花緑氏に弟子入りし、2016年に真打昇進。
台所おさんという名前は、小さん氏が愛した高座名なのだそうです。
前回は、写真のような演目でした。
最初に登場したのはおさん氏。
「新春だし、初天神かなー」と思っていたら「金明竹」。
私は初めて聞く演目でした。
「寿限無」みたいに、早口で長ゼリフが続きます。それも3回。
登場人物のとぼけぶりもおかしいのですが、おさん氏の見事な口上に観客はあっけにとられましたね。
仲入り後の演目は「禁酒番屋」。
禁酒令が出される中、男があの手この手で番屋をくぐり抜けようとします。
番人に酒を取り上げられた男が酒瓶に小便を入れることを思いつき‥、という展開。
これまたおかしみたっぷりのお話でした。
花緑氏は「つる」と「井戸の茶碗」を披露。
どちらもよく高座にかかる人気の演目です。
やっぱり、うまいなー。
今、落語は若い人に人気があり、早口でスピーディーに話を展開していく落語家さんも多いですが、花緑氏はわりとゆっくりめで、ご年配のお客様には聞きやすいと思いますね。
花緑氏の「毎年来てもいいですか~⁉」という問いに答えるように、
今回も二人の高座が開かれることになりました。
どんなお話が聞けるのか、楽しみです。
笑いは免疫を高め、病気や認知症予防に効果があるそうです。
落語で存分に笑い(マスクをしてね)、元気に過ごしましょう!
■「柳家花緑・台所おさん」親子会
○日時:2022年2月13日(日)13:30開演
○会場:柳川市民文化会館・水都やながわ白秋ホール
(柳川市上宮永町43-1)→地図
○料金:3,800円(チケットは柳川市民文化会館で発売中)
○お問合せ:柳川市民文化会館 TEL 0944-73-7777
※参考:柳川市民文化会館ホームページ →こちら