こんにちは。特派員のツツミです。
パリオリンピックは連日熱戦が続いていますね。
さて、全日本卓球女子監督の渡辺武弘さんは柳川市出身です。
前回の東京オリンピックでヘッドコーチを務め、その後、監督に就任されました。
地元関係者には選手はもとより監督を応援する気持ちが強く、「多くの人から愛されている人なんだなー」と感じます。
就任直後に監督にインタビューしていますので、一部編集して再録します。
がんばれニッポン!
《渡辺監督Q&A》
――ご自身が出場したときと比べて、東京オリンピックの印象は違いましたか?
渡辺:大会そのものは、以前と今も変わっていないと思います。
今は国際大会がたくさん行われているので、選手に五輪を特別視している感じはなく、国民が注目してくれる大会だから「試合が楽しみ」という発想でプレーしているように見えます。
自分が出場した頃は「最高峰の大会なんだから」と自分にプレッシャーをかけていたように思います。楽しむという感覚にはとてもなりませんでした。
――故郷の柳川はどんな存在ですか。
渡辺:どれほど月日が経っても、自分の中では故郷です。
最近は帰省できていませんが、子どもの時に比べると、道が整備され、お店も増え、景色が様変わりしているところも随所にあります。
しかし、一歩足を踏み入れるとホッとして柳川弁が自然と出てきます。
家族はもとより、大変お世話になった恩師の森雄三郎先生はお亡くなりになっていますが、ご健在の奥様や大和中学校時代の卓球部の先輩、同期、後輩に会えるのも楽しみの一つです。
――故郷で今も若い子たちをサポートしている仲間に対して思うことは?
渡辺:長きに渡る献身的なサポートは、相当な労力が必要ですが、九州地区の卓球界に大きく貢献していると思います。
若い子たちは良い刺激を受けていると思います。卓球界や若い子たちの成長に貢献されている仲間には頭が下がります。
――今後の抱負を聞かせてください。
渡辺:今回、全日本女子監督を拝命しました。
私の役割は、パリ大会で金メダルを獲得することです。
それと同時に卓球選手の頑張る姿を見ていただいて、卓球愛好者そして国民の皆さんに喜んでいただき、幸せを感じてもらえるようなチームジャパンを築いていきたいと思います。
ご声援よろしくお願いいたします。
■インタビューPDF(2021年9月)→こちら