こんにちは。特派員のツツミです。
今日は「おむすびや」をご紹介します。
「のぼりが立っているけど、いつも立っているわけじゃない。どれが店かわからないから、取材してきて!」という依頼を受けて行ってきました。
場所は柳川市大和町豊原。
昔は農免道路と呼んでいた道路沿いに(今は上に有明海沿岸道路が通る)
「おにぎり」の緑ののぼりが立っています。
矢印に沿って奥に入ると、そこがお店です。
(店主曰く、もと居酒屋を改装してお店にしたそうです)
土曜の朝11時、戸を開けたら、すでにお客さんが数人。
注文の電話も次々と入って、店主は忙しそう。
カウンターにおむすびが並んでいるんですが、「売り切れになるんじゃないか」とハラハラして見てました(随時補充するみたいです)。
お店がオープンしたのは、昨年(2021年)9月。
店主の香月さんが「自分が食べたいおむすびをつくろう」と開業しました。
数種のお米をブレンドし、夜中3時頃から仕込み開始。
「電気釜よりガス釜のほうが全体に火が通って美味しい」から、ごはんはガス釜で一気に炊き上げています。
店に常時並ぶおむすびは、約16種・100~200個。
具材は地元の食材を使い、試行錯誤を重ねて味付けしたもの。
それを、炊きたてのごはんと一緒に手でふんわり握っています。
具が大きく、おむすびはずっしりと重くて、見た目以上に食べごたえがあります。
例えば、えび天は上にちょこんと乗っているのでなく、下の方まで身があるし、メンチカツやハンバーグはトングでつかめないほど重いです。
どれも具がたっぷり入っているので、おかずいらずで便利ですね。
海苔はもちろん有明海産の海苔。パリッとした感じでなく、しっとりしていて、昔ながらの「手づくりおむすび」という感じです。
人気商品は、「肉巻きチーズ入り」(200円)、「鮭といくら」(200円)、「えび天」(150円)、「メンチカツ」(180円)。
肉巻きチーズ入りは肉の下にごはんがギッシリ詰まっていて、意外にもごはんとチーズの相性抜群!
鮭いくらも具がたくさん詰まってました。
いずれも手づくりならではの素朴な美味しさがあり、食べ飽きないんじゃないかと思いますね。
「安くて美味しい!」とリピーターが増えており、この日もご年配のご夫婦や子ども連れなど、さまざまなお客様が訪れていました。
のぼりが立っていれば営業中の証拠。立ってなかったら売り切れか、お休みです。
仕入れによって店に並ぶおむすびの種類は変わります。
電話で取り置きもできます。
食べたい具材があれば、前日までにご注文くださいね。
お味噌汁は、器代(30円)だけでOK!だそうです。
■おむすびや(テイクアウト専門)
○住所 柳川市大和町豊原721-3(地図)
○営業 11:00~売り切れまで
※道路沿いにのぼりが立っているときは営業中
○休み 日曜
○料金 1個100円~200円
○電話 080-9108-9949(9:00~21:00)