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5月-2018

こんにちは。特派員のツツミです。
御花にある立花家史料館では
よくわかる刀剣のみかた
-柳川藩主 立花家伝来の刀剣-」と題した
刀剣展が始まっています。
GWにさっそく行ってきましたよ。

立花家に伝わる刀剣を特別展示

刀はその切れ味を司る刃先はもちろん、
刃の形、鞘(さや)、柄(つか)、
鍔(つば)などの部品に至るまで
さまざまな細工が施され、
実用品としても美術工芸品としても
価値あるものです。

また刀剣にまつわる悲喜のエピソードは
見るものの想像力をかき立てます。
立花家に伝わる刀剣もエピソード満載です。

注目は、何といってもこれ。
「雷切丸」(らいきりまる)と呼ばれる
脇指(わきざし)です。

鎌倉~室町時代のもので
立花宗茂公の正室・誾千代(ぎんちよ)の父、
戸次道雪(べっきどうせつ)が持っていたとされ
太刀だったものを短くして使ったようです。

もとは「千鳥」の名が付いていたこの刀、
道雪が昼寝中、雷が落ちてきて
雷を切ったことから
「雷切丸」と呼ばれるようになったとか。
道雪はエピソードに事欠かないのですが、
雷に刀で向かっていくというのも豪快ですよね。

この「雷切丸」をイメージしたキャラクターが生まれ、
イラストから実写化もされています。
イベントなどで会えるので、こちらにもご注目を。

左から宗茂、誾千代、雷切丸

「雷切丸」が道雪のものなら、
宗茂公の実父・高橋紹運(たかはしじょううん)の
持ち物だったのが
「長光(ながみつ)」の剣(重要文化財)です。

長光の剣は珍しいのだとか

宗茂公が道雪の養子になる際に
「道雪さまから縁を切られたら
この剣で自害せよ」と言って手渡され、
宗茂公は父の形見として終生離さなかったと言われます。

その他にも
兼貞(かねさだ)作の鑓(やり)や
兼光(かねみつ)作と伝わる刀、
手の込んだ刀装具など、
南北朝時代~江戸時代の品が展示され、
みどころを分かりやすい言葉で記した
解説文がそれぞれに添えられています。
鮫皮の柄や鍔(つば)の美しい装飾は
「刀剣女子」ならずともワクワクしますね。

光って見えにくいですが、目を凝らせば刃文も見えます

刀装具には象嵌や蒔絵、彫りなど、さまざまな技法が用いられていて、美へのこだわりも

黒に紺青の色合わせが素敵

丁寧な解説文が初心者にはうれしい

この刀剣展、
7月16日(月)まで開催されています。
刀剣の魅力に触れてみてくださいね。

■特集展示
「よくわかる刀剣のみかた
-柳川藩主 立花家伝来の刀剣-」

○期間;開催中~2018年7月16日(月)まで
(7/10・7/11休み)
○時間;9:00~18:00(入館は17:30まで)
○料金;大人500円・高校生300円・
小中学生200円(立花氏庭園入園料込み)
○会場・お問合せ;立花家史料館
(柳川市新外町1)
TEL 0944-77-7888

※2018年5月13日(日)15:30
「刀剣展フラッシュトーク」開催!

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