こんにちは。特派員の待鳥です。
市内の桜もだいぶ咲きはじめましたねぇ。
ただいま高畑公園ではライトアップをされているので、
夜桜が楽しめますよ。
ライトアップ初日に行った時には、まだまだかなぁ。
という開花状態でしたが、
場所によっては8分くらい咲いているところもありました。
(この記事がアップされる頃には、満開すぎてるかもしれませんね)
昼の桜も良いですが、夜の桜も良いですね(・∀・)
夜は思いがけず寒くなりますので、
暖かくしてお出かけください。
さて、みなさん。
高畑公園の入り口すぐにある建物「松月文人館」をご存知ですか?
赤い欄干の向こうに見える白い建物が松月文人館です。
(1月に撮影した写真なので桜は咲いてませんが、
ここの桜も綺麗ですよ。)
もう少し詳しく説明しますと、
三柱神社の参道入口の赤い欄干橋のたもとにある
柳川観光開発株式会社の乗船場(松月乗船場)の建物なんです。
昔は懐月楼という料亭だったそうです。
与謝野鉄幹が北原白秋等5人とともに九州旅行した際、
柳川にもしばらく滞在していて懐月楼へも寄られていたそうなんですよ。
その際のことを書いたのが、紀行文「五足の靴」だそうです。
今では資料館になっていると親から聞いてはいたので、
前々から気になっていた建物なのですが・・・。
私、文学方面はちょっと苦手で、行く機会を逃してたんですよね。
ですが、先日、やっと、行ってみましたよ(・∀・)
行ってみた結論として・・・。
わかんないと気後れせずに、気楽に見に行ったら楽しかったです。(・ω<)
では、ちょっと中のご紹介を・・・。
私が伺った時には、
入口付近に川下り舟を待つお客さんがたくさんいらっしゃったので、
乗船場の船頭さんに見学する旨をお伝えして中に入りました。
大きな詩碑のある通路の向こうに入り口(玄関)があります。
この詩碑は、北原白秋の詩集「思ひ出」に収められている詩だそうですよ。
階段を上がるとお座敷があります。
あ、先ほど、資料館としか説明してませんでしたね。
こちらでは、北原白秋ゆかりの作品の他、
柳川、懐月楼にゆかりのある文人・芸術家の作品が展示されています。
詳しくないので、眺めているだけでしたが、
これだけたくさんの作品に囲まれてると、
なんだかこの時代の熱気のようなものが感じられそうに思えましたよ。(・∀・)
私のお気に入りは、この作品です。
かっぱの舟遊びしている表情などが、とてもカワイイんですよ。(^^)
この作品もかわいかったですねぇ。
北原白秋の「からたちの花」「待ちぼうけ」が描かれてます。
私のように全く知らなくて行った方でも楽しめる作品もありますし、
文人や芸術家の方を知っている方であれば更に盛り上がれると思います。
お散歩の合間に、川下りの乗船前に、
ちょっとのんびり、畳の部屋で作品を鑑賞されてみてはいかがでしょう。
松月文人館(文学資料館)
〒832-0826 福岡県柳川市三橋町高畑329 (地図)
TEL 0944-72-4141
●入場無料
●開館時間:9:30〜16:30 年中無休