鋤崎土居の歌碑

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こんにちは、特派員の龍です。

まだまだ残暑を感じますが、心なしか日が短くなったように感じる今日この頃です。皆様いかがお過ごしでしょうか?

最近柳川市内をよく散歩するのですが、道端に石碑を見かけることがあります。柳川といえば思い浮かぶ方も多いでしょう、詩人の北原白秋をはじめ、柳川を訪れた詩人や作家たちの詩碑や歌碑、句碑が建てられているのです。

 

そして私が最近気になっていたのが歌碑があります。

●鋤崎土居の歌碑/北原白秋

色にして 老木の柳 うちしだる 我が柳河の 水の豊けさ

 

気になって調べてみると、柳川市内には文学碑が32カ所建てられているそうで(柳川市HP調べ)文学碑マップなるものを発見。[下記リンクよりご覧いただけます↓]

柳川市公式ウェブサイト/文学碑のご案内

https://www.city.yanagawa.fukuoka.jp/kanko/meisho/machiaruki/bungakuhi.html

 

北原白秋の歌碑であることは知っていたのですが、こちらの歌碑は「鋤崎土居の歌碑」であることを、市内に住んでいながら…お恥ずかしいことによく知りませんでした。そしてこの歌碑のすぐ先には

 

鋤崎土居の説明が書かれた石碑がありました。なるほど、なるほど、と説明を読んでみます。

—以下石碑より抜粋—

旧藩時代、柳川には交通や戦略上の役目を備えた水路が縦横に掘られました。ここ鋤崎土居の堀は、奈良朝条里の堀を広げてつくられたもので、東方を衛る外城の土塁跡であります。堤上には大樹が茂り、昼なお暗く人々を怖がらせたところであります。昔は、このような堀を擁した土塁が「外城三里」を囲んでいたと言われています。

 

柳川城を守る大きな役割を果たしていた場所であることが分かります。気になって調べてみると今まで知らなかった柳川を知ることができて、散歩もおうち時間も豊かな時間を過ごすことが出来ました。

こちらの歌碑と鋤崎土居の石碑は川下りコースでもある古文書館通りに建てられています。

この日、古文書館は緊急事態宣言発令に伴い、臨時休館中でした。

 

歩き進めていくと、川下りコースでもお馴染みの水門へ

川下りでは、小さな水門をどんこ舟で通り抜ける船頭さんの神業テクニックが見られるスポット!とっても風情がある場所です。

水門を通り抜けた先には水路が広がっています。穏やかな空気が流れる私も大好きな場所です。

今回はお散歩で気になった歌碑から鋤崎土居について学びましたが、まだまだ知らない柳川のコトが沢山あるんだなぁと再確認!柳川の魅力はもっともっと沢山溢れているはず!これからも柳川のいろんなことを発信していきたいと思います。

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