柳河藩士の甲冑を見よ!

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こんにちは。特派員のツツミです。
風邪が流行っている昨今、皆さん、お健やかにお過ごしでしょうか。
私は年末から発熱し、先が思いやられる年明けでした。

さて、気合を入れたい新年。
武士の心意気に触れてはいかがでしょう。
ただ今、柳川古文書館で「甲冑の美と技~柳河藩士の護りと誇り」展が開かれています。

甲冑

甲冑(かっちゅう)は、鍛鉄(たんてつ)・皮革・漆工・組紐・金工・染色など、さまざまな技法が取り入れられており、日本工芸の集大成ともいわれます。

今回、柳川古文書館に収蔵されている柳河藩士の中から、8つの家の甲冑8領(桃山時代~江戸時代末期)が展示されています。

甲冑

館内に8領の甲冑が展示されています

甲冑にはそれぞれに個性があり、工夫が見えます。
兜の形、特に兜正面の飾り(前立)には、武士の個性が見えますね。
組紐の色使いは洒落ていてセンスが光ります。
どんな時に着たんだろう? どこで造られたんだろう?と、見ていると、いろいろな思いが湧きます。

甲冑

意匠に違いがあり、個性が光ります

甲冑

立花宗茂が家臣にゆずった袖を展示。宗茂と家臣の人間味あふれるエピソードにも注目!

なお、展示品の脇には各部の名称や説明があり、解説文が置かれています。
この解説文は事細かく書かれていて、古文書館の調査・研究の賜物でしょう。内容も分かりやすく、初心者にはありがたいものです。甲冑に興味ある方は、ぜひ手にとってください。

また、立花宗茂や誾千代の兜・鎧(レプリカ)などの着装体験ができます。写真撮影をして楽しんでくださいね!

甲冑

レプリカを着て、武士になった気分を楽しんで!

甲冑

女城主として知られる誾千代にもなれます

さらに、立花家史料館(柳川市新外町)では、「戦国を駆け抜けた勇将 立花宗茂」の生涯を紹介する展示も行われています。

近隣のカルタックスおおむた(大牟田市)では「三池が生み出した刀たち」、玉名市立歴史博物館では「よみがえる同田貫」展も行われています。
柳川を中心に「武士を巡る旅」を堪能してください。

■甲冑の美と技~柳河藩士の護りと誇り
◯期間:~令和7年2月2日(日)まで(月曜休み)
◯会場:柳川古文書館(柳川市隅町71-2)
◯時間:9時30分~16時30分(入館16時まで)
◯料金:無料
◯お問合せ:柳川古文書館 TEL 0944-72-1037

甲冑

甲冑

立花宗茂

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投稿者プロフィール

ツツミ
ツツミ
柳川市大和町出身。幼少の頃は体が弱くて本がお友達。以来、書くのが好きになりました。リズムを意識した文章で柳川の“わくわくドキドキ”を発信していきます。
(写真はパワーチャージ中)