特派員の飯田です!
柳川には色々な名物や名所があるのですが、有明海に面する柳川ならではの生き物を展示する【やながわ有明海水族館】は個人的に凄くお勧めしたいスポットです。
魚好きや釣りが好きな方には元々有名なのですが、歴代の館長はなんと学生さんが務めるというなんとも珍しい水族館として様々なメディアにも多く取り上げられております。
そんな【やながわ有明海水族館】に10ヶ月になり物事の理解ができるようになってきた息子と初めて訪れてみる事にしました。
水槽の中のお魚さんたちが一体何なのか頑張って解読しています!笑
小さな水族館でところどころ手作り感満載の館内!しかし侮るなかれ!中々他では見る事のできない絶滅危惧種に指定されている珍しい魚たちを多数展示しております。
そしてひとつひとつ水槽には丁寧な説明が付けてあるので初めての方でもとても興味を持ちやすく、分かりやすい!
その説明書きも手書きなので味があって◎!
水槽を覗くと下のような珍しい淡水魚が泳いでいます。
このお魚は【オヤニラミ】と言い、カテゴリー絶滅危惧ⅠB類に分類されレッドデータに記載されています。
何とも面白い名前ですよね。名前の由来は産卵したあと卵を保護し、他の魚など敵が近づくと、威嚇し追い払う行動を見せます。
その様子が真剣そのものに見え、まさに、親が我が子を見守るために、睨みを利かせているように思えます。
そのようなところから命名されたようです。
そしてこの魚もとても珍しい名前の持ち主で【ヤマノカミ】と言います。有明海湾奥部とその流入河川にのみ生息する他の地域では見られない珍しい魚です。
和名の由来となった「山の神」は容貌が醜く、古くから女性が山に入るとやきもちを焼くとされた女神である。きこりは、この女神の怒りを鎮めるために、さらに醜悪なオコゼの類を捧げる習慣が全国各地にある。
ヤマノカミの名は、オコゼに似ていることからきたものか、実際に「山の神」に捧げたことからきたものかは定かではないそうです。
魚の生態もですが、名前の由来を調べてみるのも面白い!
奥に進むと巨大水槽があります!ここでは餌やりもできるのですが、息子には中のお魚たちがあまりに大きい様子、、
少しおどおどしていたので餌やりはまた次回に!
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○やながわ有明海水族館
〒832-0066 福岡県柳川市稲荷町29
TEL:0944-72-2424