事務局だより

たん、たん、短歌で言葉のテコ入れ♬

投稿日:2022年8月23日 更新日:

こんにちは 特派員のババです。
今回はひとり文芸部を発足し、短歌を作ろうと思います。理由は簡単、「第52回北原白秋顕彰短歌大会」を知ったから。柳川市では北原白秋の命日(11月2日)を中心に白秋祭を行っているのです。北原白秋といえば、柳川が誇る偉人です。詩・短歌・童謡など多彩な才能で人々に感動を与えてきました。

「北原白秋顕彰短歌大会」は白秋の業績顕彰を目的として開催するもの。半世紀以上しっかり受け継がれてきているのですね。今年で白秋没後80年、3名の審査員による特別講話も予定されています。この地で特派員になったご縁もあります、ただいま絶賛短歌募集中の短歌大会に参加してみようじゃありませんか。(締切り:2022年9月1日)参加資格などはありません。オリジナルの一首を作り、1000円の小為替と一緒に送るだけ。応募用紙をダウンロードする必要がありますので、詳細は柳川市HP「第52回北原白秋顕彰短歌大会」で♬

▲白秋生家(写真:柳川市)

ヨシ、私も短い言葉で伝わる短歌を…と、鼻息を荒くしたものの、コトバがうまくつながらない、頭の中が真っ白です。これは日常で言葉の受け身になれてしまったせいかもしれません。私たちの生活には言葉がただただ流れる。ネットニュースやSNS、誰かの言葉に「自分も同じ気持ち」と同調し、自ずから考えることが二の次になりやすい。だからこそ、自分の言葉が発動できない、しにくい状態になってしまった。これはイケナイ、五七五七七の31音で自分の感情にテコ入れせねば。


短歌ルール

短歌は五七五七七の音数以外に、特別な決まりはありません。季語も必要ないから、どんなテーマもオッケー。ど素人の私にはピッタリ。恥ずかしながら、ここで勝手に発表しますね。きっと、私のショボイ短歌を読んだら「これなら私の方が…」と自信が生まれるハズです。私が皆さまの踏み石になりましょうとも!

実際に短歌を作っているときに、この流れが作りやすい…と思ったことを以下に書きます。まったく参考にならないかもしれませんがね(^^ゞ。これまた未経験なのでお許しください。

テーマは、家族、恋愛、旅行先で出会ったものなど、心が動いたものならなんでもオッケー。私のように、心が無になったなら、空を眺めたり、写真で情景を思い出したり、散歩に出たり(これが一番いい)、自分の環境を変えてください。ともかく、自分の中に芽生えた小さな喜び、驚きを見逃さない。メモメモメモですよ。そして出て来た言葉をまとめるには…

書くときにヒントになるかも…しれないヒント
step1:結論を示す
上の句(五七五)、下の句(七七)の下の句を先に考える方が楽だと思いました。結果を先に決めると、なぜそう思ったか(上の句)が浮かんできます。
step2:コトバの組み合わせ
全体の姿が見えてきたら、コトバをどんどん入れ替える。漢字やひらがなの多さも含まれます。
step3:表現の工夫
オノマトペや繰り返しなど、自分らしさを全面に。

これらstep1〜step3を何度も推敲し、できたのが二首


テーマ:年齢
ひとりでも初めてを楽しむこの気持ちこれこそ私のアンチエイジング


テーマ:夏の思い出
ワクワクはポッケのひだりでドキドキはポッケのみぎで光りはじめる



まとめ
何も言わないでください(笑)。たった二首ですが、頭はフル回転しました。一首30分の時間制限を作り、そこから推敲に継ぐ推敲。この二首のどちらかを大会に出そうと思っています。結果はお知らせしません、そこは察してください。大人の配慮ってヤツですね(^^ゞ。

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問合せ先(応募先)
北原白秋顕彰短歌大会事務局
(柳川市教育委員会生涯学習課文化係)
〒832-8555 福岡県柳川市三橋町正行431
電話0944-77-8836(直通)
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▲いやもう、暑くて、暑くて…

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