ども、特派員の綿貫です。
寒い日が続いています。
都市部では、インフルエンザが流行っているとか。
福岡に住んでる小学生の姪が学級閉鎖で実家にしばらく預けられていました。
皆さんも、お身体にはご自愛下さい。
さて、私事ですが先月年末に第二子が産まれました。
育児休暇を取って長女と格闘したりと、年末年始は忙しなく過ぎていきました。
生後1ヶ月過ぎたので、先日お宮参りに行ってきました。
第一子の長女の安産祈願とお宮参り、第二子の安産祈願は、
相方の実家近くの矢留大神宮に行ってきましたが、
今回の第二子お宮参りは、柳川総鎮守日吉神社さんにお願いしました。
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前回の記事でも紹介しましたが、日吉神社には皆さんに福が来るようにと
参道にお多福さんがあります。
長女は、「おくちさん」と言って喜んでいました。
日吉神社には、うさぎや山羊、猿などがいて
「おくちさんところに行って、うさぎさんに食べものあげる」と
しばらく日吉神社に行きたがりました……
さて、今回のお宮参り。
綿貫家としては、初の男の子ということで
母にお宮参りの子供の格好の相談をしてみたところ、
25年以上前に亡くなった祖母が作った紋付が押入れに眠っているとのこと。
クリーニングに出しても、多少のシミがあるのと、
手作りで中が二重になってないのはご愛嬌。
自分も着たであろう紋付を子供にも着てもらうのは嬉しいことですね。
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祝詞を奏上していただき、参拝をしました。
その後、息子の額に「大」の字の判子を押してもらいました。
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この「大」という字には、魔除けの意味があったり、
大きく育つようにという意味が込められているそうです。
長女の時も、額に朱で何か書いてもらったそうですが……
相方と相方の実家に任せっぱなしで、何も覚えてないのです……笑
帰り際には、
御神水やお守り、祝い箸、参拝手帖などをいただきました。
大変ありがたい。
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私が気になったのは、『撤饌』と書かれた品物と『撤下品』と書かれた味噌。
『撤饌』とは、なんぞ。『撤下品』とは、なんぞ。初めて見る文字でした。
節分祭で豆を撒くように、どこかに撒いた品物なのかと最初考えました。
……すみません、学がない若造で。
少し調べてみました。
『撤饌(てっせん)』または『撤下神饌(てっかしんせん)』というそうです。
神様にお供え物をしますが、
この時に捧げられた食べ物や御神酒を『神饌(しんせん)』と言い、
この神饌を下げたものが『撤下神饌(てっかしんせん)』
つまり、私たちが手にする『お下がり』だそうです。
神社の方から手渡される際の袋などに『撤饌』と書かれているものが、
このお下がりのことを意味しているそうです。
『神様にお供えされたものを食べる』ということは、
『神様の力を体の中に取り込む』という意味を持つとのこと。
また、神様にお供えした御神酒や食べ物をいただく、食べるということが
『神様と一緒に食事をした』ということであり、
お下がりを口にすることは、祈願や祭事の終わりを表す儀式の一環でもあるとのこと。
神職をはじめ参列者でお下がりをいただくことを『直会(なおらい)』というらしい。
おにぎえで安全祈願祭をした後に、
安全祈願祭に使ったするめ昆布を食べたり御神酒を飲んだり、
飛龍会で行う初舞時に直会をしたりしてますが、
1つ1つの意味をきちんとわかっていませんでした。
神事や地域行事に出ているにもかかわらずの不学。
反省と精進、そして親になる自覚を改めてさせていただく機会となりました。
神様の教えでしょうかね。
味噌と御神酒と撤饌と書かれた品、早いうちに有り難くいただきます。
そして帰り際に、梅の木の写真を撮られてる方がいらっしゃいました。
よく見ると、ちらほらと梅の花が咲いていました。
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春がすぐそこまで来ていますね。
もうすぐ節分です。
日吉神社さんでは、今年も2月3日に節分祭の福豆まきをされるみたいですよ。
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毎年、景品多数だとお聞きします。
また、沖端のパティスリーさくらさんでは、
日吉神社で清祓された和三盆糖を使った「招福恵方ロールケーキ」が
2月2日、3日の限定で販売されるそうです。
お宮参りでいただいた『神饌』と同じで、
神様の力を体にいれて福を呼び込むということですね。
寒い日が続き家に引きこもりがちですが、
邪気を払い福を呼びに出かけてみてはいかがですか。
柳川総鎮守 日吉神社
住 所・柳川市坂本町6
電話番号 ・0944-72-3357
パティスリーさくら
住 所・柳川市沖端町10
電話番号・0944-74-3980