郷土の味 うなぎ
柳川は毎年、百万尾ものうなぎが食されるうなぎ処です。今は天然ものは希少となりましたが、江戸時代には柳川藩の特産品として、堀割でうなぎがよく採れていたとか。柳川名物は何と言っても「うなぎのせいろ蒸し」。焼き上がったうなぎを甘辛いタレを絡めたご飯の上にのせ、木型のせいろごと蒸し上げます。旨味がご飯に染み渡り、ふっくら熱々のうなぎと一体となる自慢の郷土料理です。
市内には20を超えるうなぎ屋が腕を競っており、タレ、焼き、蒸し、お店それぞれのこだわりで魅了します。そんなうなぎ処から、うなぎのかば焼き、せいろ蒸し、おむすびに骨せんべい。それにラーメンまで。余すことなく召し上がれ。
