ども、特派員の綿貫です。
気候はすっかり秋ですね!!
朝晩は、涼しくなってきました。
風邪など引かないようにご自愛ください。
さて、今年もこの時期が近づいて来ました。
三柱神社秋季大祭「おにぎえ」。10月6日から10月8日まで開催されます。
三柱神社も遷宮百九十三年になり、
あと7年で遷宮二百年を迎えます。
遷宮二百年に向けて、「おにぎえ」の名前の由来になった大賑わいを取り戻すために、
いろんな試みが行われます。
西鉄福岡天神駅や柳川の各所に掲示してある
カッコイイポスターや
今年も開催されるオニフェス
「おにぎえ」が大賑わいになるように、たくさんの方が関わっています。
三柱神社の祭神は、柳川藩初代藩主の立花宗茂公と
その妻誾千代姫君、
そして宗茂公の岳父戸次道雪公の三神です。
柳川市三橋町高畑に鎮座する三柱神社は、1826年に建てられ、その年の遷座祭に保加町が奉納したのが「どろつくどん」のはじまりといわれています。
その後、毎年秋にお祭りが行われるようになりました。
「おにぎえ」にかかせない「どろつくどん」。「どろつくどん」の名称は、その囃子の音からきています。
「どろつくどん」は、三柱神社はもちろん、日吉神社や町々の神社等にも奉納をします。
奉納時に舞う奉納の舞は、日本神話にも出てくる天の岩戸隠れの場面が舞われます。
天照大神は弟の須佐之男命の暴れぶりに耐えかね岩に隠れ、世の中は真っ暗になります。
猿田彦神が岩戸に道案内し、天宇受売命が岩戸の前で舞い出すと、集まっていた神々が笑い出し、何事かと天照大神は岩戸から覗きこみます。
そこで、すかさず天手力男命が岩戸を押し開き、天照大神を引っぱり出して世の中は光を取り戻します。そして、須佐之男命は高天原から追放されます。
奉納の舞では、猿田彦神を天狗で、
天宇受売命をお多福で、
天手力男命をげんこつで、
そして須佐之男命を般若で表現しています。
遷宮百九十三年を迎える歴史ある三柱神社の秋季大祭「おにぎえ」。
「おにぎえ」の中核となる「どろつくどん」の日本神話を表現する奉納の舞。
是非、体感しにいらして下さい!