こんにちは!特派員の龍です。
平成最後の8月も、いよいよ終わりに近づいてきました。
今回は阿波踊りを踊る柳川の団体を取材して来ました。
阿波踊り『柳川むつごろう連』
九州に3カ所しかない阿波踊り団体がある町のうち、そのひとつが柳川むつごろう連です。
西海市、島原市に次ぐ3つ目の九州内の阿波踊り集団として一昨年発足され、昨年の春から活動されており、博多どんたく港まつりや柳川市内の様々なお祭りに出演されています。現在子供から80代の方まで16名で活動中です。
先日、柳川むつごろう連の皆様が練習を行う、藤吉コミュニティセンターへお伺いしました。
鐘の音に合わせて「やっとさぁ!やっとやっと!」と声をあげながら練習がスタート!
鐘の叩くスピードに合わせて踊りのスピードも速くなったり緩やかになったりと、様々なテンポで進みます。
ステージを想定して、いろいろなパターンやフォーメーションでの練習が行われます。
決めポーズも鐘の音とかけ声に合わせてバッチリ決まっていました。
ポーズやフォーメーションの形作りの練習は皆で声をかけ合いながら確認をしていきます。難しいタイミングや場所をピッタリ揃えるには日々の練習の積み重ねで、息がピッタリ合うようになるのでしょう。
柳川むつごろう連発足のきっかけは、阿波踊りを踊ろうと立ち上がった団員である大薮さんと現在最年長の女性の団員さんとで島原の連チームに1年かけて阿波踊りを習いに行かれたそうです。柳川のこの地にない踊りを、地域貢献や社会貢献にも繋がる…!そんな思いや目的をもって習得した阿波踊りを柳川でも、柳川むつごろう連として活動が始まりました。
博多どんたく港まつりのような舞台では島原市や西海市の団体様との合同で出演されたりもしています。時には島原や、阿波踊り本場の徳島からも柳川まで教えに来てくださっているそうです。西海市・島原市・柳川市の3団体で九州でももっと沢山声がかかるように、と日々頑張っていらっしゃいます。
最年長の会員の方にお話しを伺いました。
「大薮さんと立ち上げ、楽しく取り組んでいます。団員の皆さんも覚えるのが早く、阿波踊りが好きで参加しているので、お互いに教え合いアドバイスし合ったりしながら練習しています。休憩時のお菓子を持ちあったりして楽しいです♪健康にも良いし、目的があると元気に頑張れます!」
とても生き生きと楽しそうに語る団員さんの隣では、団員さん同士で踊りの確認をし合ったり、楽しそうにコミュニケーションをとったりと、とても楽しそうな明るい雰囲気の練習風景が広がっていました。
本番では華やかな衣装を纏い、どんたくパレードでは合同チーム約50名で踊ったりもするそうです。なにより皆さんがおっしゃっていたのは、踊ることが快感!踊り好きな方が集まってお友達が出来たり♪職業なども様々、柳川市外からも参加されており、福岡市内から通う方もいらっしゃいました。
阿波踊りは鐘、三味線、笛、太鼓の音に合わせて踊ります。柳川むつごろう連では各楽器パートの団員さんも募集中です。
踊り好きな方、阿波踊りへ参加してみたい方、ぜひ柳川むつごろう連で阿波踊りをはじめませんか?見学もできます。笑顔が素敵な団員の皆様がいつでもお待ちしていますよ♪
【柳川むつごろう連】
練習場所:柳川市藤吉コミュニティセンター(地図)※柳川駅より徒歩5分
練習日時:毎月4回、木曜日19:30~21:30(見学大歓迎)
問い合わせ:090-4586-3292(川島)