認定品を探る旅

おひさまいちじく

投稿日:2019年12月25日 更新日:

今日は、平成23年に柳川ブランド品に認定された、「柳川名物 手づくりおひさまいちじく」を探ります。おひさまいちじくは、1つ1つ天日干しした、いちじくの甘露煮のこと。女性からなる加工グループの手作り商品です!

JA柳川流通企画課の古賀吉勝さんの案内で、
営農センター2階へ向かいます。

古賀です。よろしくお願いします。ここが開発部屋です。
ハルカ ( 開発部屋!? )こんにちは。
皆さん こんにちは!

6名の皆さんで作業されています。
ベテランさん3名と新人さん3名です。

稗田 まず…お名前をお願いします。
亀崎です。約7年いちじくの加工をしています。

おひさまいちじくの作業工程

この中で一番ベテランさんです。
ハルカ・稗田 よろしくお願いします!
ハルカ これ凍ってますね!
商品をつくる工程を教えてください。
1.へたをとって、解凍・殺菌のために茹でます。。

2.茹でたものをまな板に並べ、
その上にまな板を上に乗せて…
ぎゅっぎゅっとしぼります。

次の工程は、砂糖を入れて煮込んでいきます。
煮込み方は…マル秘です。そして…

ハルカ 何されてるんですか!?
糖度のチェックよ。
ある程度の糖度になるまで何度も計測すると。
油断するとすぐ変わっちゃうから。
稗田 目が離せませんね
3.糖度が整ったら、しばらく置く。この状態のいちじくは何か見た目が悪いっちゃん。食欲がなくなるといかんけん、写さんでー。
ハルカ ふふふ。そうですか〜?
(こういうところが面白いのだ。)
これがよくあの形(丸っこい形)になりますね。

この部屋での作業はここまで。あとは、
4.いちじくを外に運び、1つ1つ並べて
天日干しします。(干しの様子は後ほど。)
5.袋詰め。袋を閉じるのに機械を使うくらいで、
あとは全て手作業とよ。
ハルカ はぁ〜。ほぼ手作業。
手作業は、細かいところまで見えちゃうから、
嫌でも丁寧になっちゃいますね。
もうしばらくこの作業を行います。
稗田 その間、流通企画課の古賀さんにいちじくの話をうかがいましょうか。
ハルカ はい。

営農センター1階に場所を移動します。

ハルカ それでは古賀さんにお話を。
おひさまいちじくは、いちじく農家さんが
家で作っていたものを、ご近所さんが教えてもらい、
商品になっていったとお聞きしました。

いちじくは、約28年前に柳川で栽培されるようになりました。
今から16年前(平成7年)にいちじく
部会が甘露煮を開発、平成9年に加工グループへ
製造をお願いするようになりました。
稗田 そこがおひさまいちじくの始まりなんですね。
そうですね、原型ができました。
最初のメンバーは引退され、
現在亀崎さん達に受け継がれています。
稗田 作業される部屋を「開発部屋」と
呼ばれていることが気になりました。
正確には「特産品開発室」です。
平成6年度に営農センターが建てられました。
その際、農産物の特産品を開発するためにこの部屋は
作られました。料理教室等でも使用しています。
ハルカ 農家さんから生まれた農作物をみんなで盛り上げて
いるのですね!
製造期間はだいたい9月〜11月の間です。
昨年平成24年で12,000枚ほど作りました。
天日干しなので年により製造枚数が変わります。
12週あるので週に1,000枚程度でしたね。
その週、その日の天気を見て作っていきます。
12,000枚は4月上旬には売り切れてしまいました。
ハルカ 天気が良い日が続くとたくさんできるなぁ。
私も友人へのお土産に、だいたい入れています。
味がしっかりしていて美味しいんですよね〜。
かわいいし。
おひさまいちじくに使われているいちじくには
どんな特徴がありますか?
柳川市では主に「桝井(ますい)ドーフィン」という品種が栽培されています。全国で最も多く栽培されているポピュラーな品種です。果肉が大きく、ほどよい甘味とさっぱりした風味が特徴です。柳川のいちじくは、
色・品質ともに良く、青果市場でも高い評価をいただいています。

ハルカ 試食…。
古賀 そろそろ上に戻りましょうか。
ハルカ あ、お茶タイムだ。お邪魔します。
皆さん どうぞ。どうぞ。はいお茶どうぞ。
ハルカ (あ、楽しい。)
ハルカ 試食いただきまーす! ほどよい甘さ〜。
種も入ってプチプチしてますね。
稗田 おいしい。おっ、丁度いい固さ。
皮もついたまんまなんですよね〜。珍しか。
ハルカ 作業の休憩タイムいいですね。
そうよ。休まないとね。
稗田 作業工程の中で何が一番大変ですか?
天日干しが一番大変。干している間は空ばーっかり見
てる。曇りの日はずーっとドキドキしてるの。
だからね、雨でダメになったことはまだなかよ。
休みの日は交代で干して入れての作業をしてるよ。
当番じゃない日も天気が気になってしまうと。
ハルカ いつもおひさまいちじくのことを考えやんですね!
おひさまいちじくを作る支えになっている
ことってありますか?
観光で来られた人やお土産でもらった人からの
リピートやお問い合わせがあるとよ。嬉しかね〜
ハルカ いいですね〜。どこから注文がきますか?
横浜、兵庫、沖縄からもあったとよ〜!
ハルカ それは嬉しかですね!
そろそろ干しにいこうかね。

一つ一つ、形を整えながら手で広げていきます。


敷き詰まった〜!

干したて(左)と1週間くらい干したもの(右)。
日にちや手間がかかる分、やっぱ可愛かね〜。
ハルカ 機械がほとんど入らないで、手作業ですもんね。
一つ一つに目をかけているんですね〜。
おっ、この子いいね〜。


おひさま + いちじく。
甘すぎず、ギュッとうまみのつまったおひさまいちじく。
亀崎さんたち女性グループの手間ひまと愛情も一緒につまっていました


JA柳川 流通企画課
福岡県柳川市大和町栄360-2]
電話 0944-76-5270(直通)
http://www.yanagawa-fk-ja.or.jp

※販売数量に限りがあります。
※販売店は上記連絡先でご確認下さい。

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