こんにちは 特派員の待鳥です。
みなさん。花粉症になってませんか?花粉症の方、大丈夫ですか?
私はダメダメでしたよ。今年は花粉の飛散量が多くて・・・本当に大変でした。(;´∀`)
ココ数日、少し治まってきましたので、やっと「さげもん」巡りに行ってきました。
先日、沖端を通った時に見つけた「柳川さげもん館」です。
すごく気になってたんですよ!
場所は、北原白秋生家からもうちょっとだけ沖端川の方へ進んでください。
前は信用金庫があった場所ですね。(地図)
こちらに展示されているさげもんは、「柳川伝承まり・さげもん研究会」の方たちの作品だそうです。
「柳川伝承まり・さげもん研究会」の代表の緒方文香さんは、長年、柳川まりやさげもんを研究されている方で、柳川観光大使もされてます。
ここに飾ってあるさげもんは、縁起物の種類や吊るす順番を昔のさげもんと同じ形式になるようにとこだわって作ってあるそうですよ。
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赤いお猿さんは、難がさる(去る)。
蝶々は、春をよぶ生き物。
など、さげられている縁起物には意味があるんですね。
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かわいいお雛様も飾ってありました。
まりだけのさげもんも素敵ですね。小さいサイズなのもカワイイです。
うさぎのお雛様です。これもカワイイ。
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そして、まりがちょっと違うさげもんが1つ展示されてありました。
このまり、なんと 草木染めの木綿糸で作ってあるんですよ。
現代の柳川まりはリリアンで作るのが主流になってますが、さげもんやまりを作り始めた当時の糸はなんだったんだろう?ということで、いろいろ調べられて草木染めの木綿糸に辿り着かれたそうなんです。
草木染めは大変な作業だということでしたが、まりを作るのもリリアンより手間も時間もかかってるそうですよ。
草木染めの素朴な色合いと、木綿の質感が相まって、とても素敵なまりでした。
リリアンで作ってあるまりも、色合いがとても華やかで可愛らしいですよね。
同じ模様のまりがあるので、見比べてみるとおもしろいですよ。
現代のさげもんのような、いろんな物がさげてあるカワイイ物や面白いものから、このような昔の伝統を守っているさげもんまで、柳川のさげもん巡りはいろんなさげもんを見ることができて、とても楽しいですよ。
そして、吊るす縁起物の種類、どの位置に何がさげられてるのか、まりはどこの位置かなど、昔ながらのさげもんは細かく決まってた事を知ってから見るのも、さげもんを興味深く見られて良かったです。(*^_^*)
こちらのさげもん館は、さげもん期間中だけ開館されているそうです。
4月3日には片付けはじめられるそうなので、4月2日(日曜)までですよ。
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柳川伝承まり・さげもん研究会 official web:http://www.cwr.jp/yume-kaoru/
お教室もあるそうです。
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そして、さらに、他の場所のさげもんも見に行ってきましたので、ちょっとご紹介。(*^_^*)
柳川御花の松濤館1階(地図)にも草木染めの木綿糸で作られたまりのさげもんが飾られてました。
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こちらは、辻町の「巨大さげもん」(地図)
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本城町農業倉庫内の「柳川さげもんとまりの大展示・光の共演」(地図)
↑ここは特派員の寺島さんの記事「さげもんめぐりが始まりました」に詳しく書いてありますのでゼヒ(●´ω`●)
他にも市内にはさげもんを展示されてるお店など多数あります。
詳しくは→ 柳川市HP:http://www.city.yanagawa.fukuoka.jp/kanko/meisho/meguru/sagemonmeguri.html
柳川さげもん巡り:2017年4月3日(月曜)まで
展示場所によっては早く終わる場所もあるので ぜひお早めに〜。
(*^_^*)