事務局だより

おばちゃんたちが考案した「海苔せっけん」 

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残暑厳しい折、皆さん、お元気ですか。
こんにちは。特派員のツツミです。

今日は、柳川特産の「海苔」をたっぷり使った
「海苔石けん」を紹介しましょう。
「手作り石けん教室」も実施されているので
このレポートとともに紹介します。

海苔がたっぷり入った海苔石けん

「海苔石けん」は、柳川市商工会女性部が考案したものです。
柳川の元気のいいおばちゃんたち、日頃から
「特産の海苔を使った商品を作りたい」と思っていました。
だご汁、みそ汁…と、さまざまなアイデアが出ましたが、どれも今ひとつ。
もう少しインパクトのある商品を、と考えた結果、
ミネラル豊富な原料を生かした「手作り石けん」に決定したのだそうです。
「食べ物」と「化粧石けん」の組み合わせが面白いですよね。

2016年12月から話し合いを始め、
年明けから石けんづくりがスタート。
試行錯誤を重ねて完成!
薬事法をクリアして、今年(2017年)6月から販売されています。
「念願の商品ができた!」「柳川らしいものができた!」と、
おばちゃんたちは感無量の面持ちです。

その石けんは「手作り教室」で作ることもできます。
原料は、オリーブオイル、米油、ココナッツ油、パーム油、水、苛性ソーダ、竹炭、海苔、塩麹。
ほとんど口にできるもので、しかも無添加。安心して使えますね。

身近なものを使って石けん作りに挑戦!

地元で獲れた粉状の海苔(右)と竹炭(左)

分量と手順さえ間違えなければ、初心者でも簡単に作れます。
1.オリーブオイルと米油、ココナッツ油、パーム油を
分量通りにきちんと量り、混ぜ合わせます。

4種類のオイルを混ぜ合わせます

量りを見ながら、恐る恐る少しずつ‥

2.苛性ソーダと水を混ぜます。化学反応が起きるので、換気に気をつけて行います。
この時は82℃まで温度が上がりました。そこで、40℃まで冷やします。

苛性ソーダと水を混ぜると化学反応が起きて熱を持ちます

3.1を40℃まで温めます。

4.1と2が同じ40℃になったら、混ぜ合わせます。

温度計片手に、一方は温めて一方は冷やして。油断すると冷やしすぎてまた温める羽目に‥

温度が同じになったら混ぜ合わせます

5.海苔、竹炭、塩麹を混ぜ合わせて4に入れ、
ブレンダーや泡立て器を使って
もったりとした状態になる(=トレースが出る)まで混ぜます。

いよいよ海苔投入!(正確には竹炭なども‥)

ブレンダーを使うと楽チン

もったりした状態になるまで混ぜます

6.トレースが出たら牛乳パックに流し込みます。
パックをトントンと叩いて空気を抜きましょう。
流し込んだ牛乳パックを新聞紙や毛布でくるみ、
3~4日後にパックから石けんを取り出します。
カステラ状に切った後、
通気性の良い場所で約3週間乾燥させたら出来上がり。

牛乳パックに流し込んで少し温めた後、石けんを取り出して乾燥させます

約1か月後に完成!

と、作り方はこんな感じ。
材料を混ぜ合わせたり、温度を測ったり、水に漬けて冷ましたり。
まるで理科の実験のようで、実際にやってみると楽しいです。

まるで理科教室!

海苔は、地元の海苔漁師さんから譲り受けたもの。
混ぜ合わせている時は、プーンと香ばしい海苔の香りがしました。
ミネラルとコラーゲンを含む、ナチュラルな石けんです。
使っていると、ツルツルッとした肌になるそうですよ。

いい香りがする海苔

おばちゃんたちは石けんを手に「これで柳川美人が増える!」と、喜びの声。
元気に美しさまで加わったら、
柳川の女性たちはもう怖いものなしですね!

この「海苔石けん」は、ただ今
柳川市中島の「交流館なかしまワッセ!」や商工会などで販売中。
出来て間もないので、販売エリアはこれから拡大していく予定だとか。
「手作り石けん教室」は月に1回、
「交流館なかしまワッセ!」で行われています。

■海苔石けん 1個1200円
販売場所;
○「交流館なかしまワッセ!」(柳川市大和町中島722-2)
○柳川市商工会
本所(柳川市三橋町今古賀199-1)
支所(柳川市大和町鷹ノ尾106)
○大和漁業協同組合(柳川市大和町中島1469)
ほか

■手作り石けん教室
○日時;お問い合わせ、
又は「交流館なかしまワッセ!」Facebookでご確認ください。
※9月16日(土)開催予定です。
○場所;「交流館なかしまワッセ!」(柳川市大和町中島722-2)
○定員;6名
○参加費;3,000円(石けん材料代、昼食代、お土産代含む)
※石けんは乾燥させて、約1カ月後にお渡しします。
○お申し込み・お問合せ;柳川市商工会女性部 TEL0944-73-5400

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