現在、有明海の漁場では海苔の最盛期を迎えています。
漁船の行き来や海苔ひび、それにカモの飛来など有明海の冬の景色が
干拓堤防から見られます。
今年の海苔は、例年に比べ、うまみを増した海苔が出来ています。
柳川市の生産額も、1回目の入札では、16億9千万円(1億2000万枚)
2回目は、11億4千万円(1億6百万枚)と好調です。
今年は7月の九州北部豪雨災害で、船が流されたり、たいぼくや
ゴミが流れてきたりと、有明海は一面、浮遊ゴミで一杯でした。
しかし、行政や漁業関係者のたいへんな努力により、大量のゴミが
見事に一掃されました。
このような状況の中で、良質な海苔が生育していることは、たいへん
喜ばしいことであり、漁業関係者一同、安堵されていると思います。
この笑顔に、今年の海苔の美味さが表れています。