こんにちは。地域特派員の待鳥です。
12月もあと少し。もうすぐお正月ですね。
年末年始の準備が進んでる中、ちょっと不思議な物がニョキニョキと各地にできてる事に気づいてますか?
1つの物やツインの物、装飾されてる物まで、これは「ほんげんぎょう」の櫓(やぐら)なんです。
竹で骨組みを作り藁で囲ってあります。
「ほんげんぎょう」とは
1年間の無病息災、五穀豊穣を願ってお正月(七日正月や小正月)に行われる伝統行事です。
「どんど焼き」って言う地域もあるそうです。
小正月の早朝、この櫓に火をつけます。
お正月に使った門松やしめ縄などの正月飾り、古い御札も一緒にお焚き上げするそうです。
(各開催地によってお焚き上げするものは異なるので勝手に火にくべないでくださいね。)
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柳川市内の ほんげんぎょうの櫓です。
(24日現在で探し出せたもの7体です。)
これから年末年始にかけてニョキニョキ作成される地域もあると思います。
最近は開催する場所、材料、人手などの問題で、継続が難しく年々少なくなっているようですが
柳川市内の来年(2015年)のほんげんぎょうは、20ヶ所位あるようです。
開催日は地区によって異なりますが、1月7日〜15日あたりです。
(最近は休日に開催される所が多いようです。天候などにより変更される事もあります)
かなり大きい櫓なので火がつくと迫力ありますよ。
火にあたって体を温め、無病息災&1年の開運を願ってくださいね。
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みなさま、来年も良いお年を♪
今年1年ありがとうございました。