05
1月-2017

新年おめでとうございます。特派員のツツミです。
本年もどうぞおつきあいください。

さて、いつだったか、
某新聞で読者から郷土のお雑煮写真を
送ってもらう企画をしていましたが、
皆さんの地域は、どんなお雑煮ですか?

同じ福岡県でも博多と柳川では、少し異なります。
福岡市内の八百屋にお雑煮の具材として
かつお菜が並んでいるのを見た時、
どのように使うのだろうと思ったものです。

柳川は(もしかしたらウチは、という表現が正しいのかもしれませんが)、
具だくさんのお雑煮です。

その具は、鶏肉、するめ、昆布、ちくわ、かまぼこ、天ぷら、
大根、人参、ゴボウ、レンコン、サトイモ、そして餅の12種類です。

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具だくさんながら華やかさとは無縁 !?

母は、義父にあたる祖父から12種類入れるように教わったそうで、
家庭によって7種類だったり、10種類だったり、まちまちのようです。
有明海は「宝の海」と呼ばれる魚どころですが、
ダシを取るような魚類は少なく、島原の具雑煮と違ってお雑煮に魚は入れません。
当然、ダシは鶏肉から取ることになります。
するめ、昆布がそれを助けることになりましょうか。
しかし、ちくわ、かまぼこ、天ぷらもあるのですから、結構ダシは出ますよね。
緑色の野菜がないので、色はグレー。
お正月だというのに、華やかさは全然ありません…。
具だけ見ると、がめ煮(筑前煮)に似ているかもしれませんね。

寝坊すると、煮詰められて、
このようにグチャとしたお雑煮となり、ますます華やかさから遠ざかります。

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餅は丸餅。お雑煮の餅も、鏡餅もまん丸。
鏡餅は2段重ねの餅にダイダイを載せ、
神棚はもちろん船や海苔小屋にも捧げます。

柳川は何でも丸です。しめ縄も丸です。

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柳川の丸いしめ縄

ある時、母が「しめ縄の丸いのは珍しいのか?」と、
不思議そうに言います。
近辺を取材していた記者さんから
「この辺りのしめ縄は、どうして丸いんですか?」と質問されたとか。
母は「家庭の和など、和を表すと聞いている」と答えたそうです。

丸は、和はもちろん、いろんな意味を持っていますよね。
円と書けば、縁になるし、
切れ目のない輪と考えれば、
子孫繁栄ととらえることができるかもしれません。

ところで、しめ縄は七五三縄とも書くそうで、
神社に掲げた大きな縄から下に垂らすワラは3本、5本、7本らしいです。

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昨年、小さな天満宮様を見たら、ホント、3本、5本、7本になっていました。

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3本

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5本

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7本、ホントだ! ちゃんと守ってるんですね

伝統としきたりが残る、柳川のお正月です。
皆様はどんなお正月をお過ごしでしょうか。
今年、皆様にたくさんのハッピーがありますように。

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