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3月-2017

柳川雛祭り さげもんめぐり ~旧戸島家住宅~

こんにちわ、特派員の寺島です。
ここ最近、暖かい日が続くなぁ~と思ったら、いきなり冬日へ逆戻りと・・・まさに三寒四温の日々が続いておりますが、みなさま元気でお過ごしでしょうか(*^_^*)

今回は、いつか行こう、いつか行こう・・・と思いながら、まだ一度も足を踏み入れたことがなかった『福岡県指定有形文化財 旧戸島家住宅』へ、さげもんめぐりの旅でお邪魔してみました♪

旧戸島家住宅

その存在は前から知っていたんですが、地元民アルアルで、地元だからこそ行くきっかけがなかなか掴めないといいましょうか・・・(^▽^;)

旧戸島家住宅について、簡単な説明をさせて頂きますね。

城内地区の西端、鬼童町の一角に、旧柳川藩士、吉田兼儔の隠宅として建てられた数奇家風の意匠を持つ葦葺二階建ての建物で、文人趣味の主屋に掘割の水を活用した庭園を配するという、水郷柳川の侍屋敷の特徴を備えています。
後に藩主の立花家に献上され、御茶屋として使われていたといわれています。
明治維新の頃に藩兵の調練所として徴発された宅地の代償として、立花家から由布氏へ下賜され、明治15年(1882年)頃に由布氏の転居に伴い戸島氏の所有となり、個人住宅として使用されていましたが、柳川地方の武家住宅の典型例として、昭和32年(1957年)に建物と庭園がそれぞれ県の文化財に、昭和53年(1978年)に庭園が国の名勝に指定され、平成13年(2001)に建物が柳川市に寄贈され、3年間の解体修理の後、平成16年(2004年)4月から一般公開が始まりました。

内部見取り図

まず、玄関先からお雛様感が満載です♪

武家屋敷に多く見られる特徴の一つとして、天井は刀を振り回せないよう低い造りになっていいます。 

身長が153センチしかない私でも手が届きますっ!(笑)
現代では刀を振り回すという発想がなかなかピンときませんが、昔はそれが当たり前の時代だったんですよね。
以前、熊本の方にある武家屋敷を見に行ったことがあるんですが、そちらでは刀傷の付いた柱がそのまま残されていました。
遠い昔の時代に思いを馳せながら、ひとつひとつじっくりと解説を読みながら見てまわるというのもなかなか楽しいものです♪

時代を感じさせる古い箪笥、そして昔の戸島家の様子などが紹介されています。

こちらは寝室です。
右手の板戸の面に中国盛唐時代の詩人杜甫(とほ)の漢詩『古柏行』が彫られているのがわかりますか?

こちらは仏間です。
扉の漢詩は張請の『湖中對酒作』です。
扉の両側には細い竹を箕状にんだ枠が施されています。

部屋と部屋の境目に、採光、換気を目的として嵌め込まれたシンプルな装飾の欄間。
もしかしたら、今の若い人たちには『欄間』といってもピンとこないかもしれませんね( ´艸`)

そして、今回こちらを訪れた一番の目的、お雛様&さげもん飾りがコチラです♪

立派な段飾りに、たくさんの縁起物で飾られたさげもん。
ちなみに、これは私も初めて知ったのですが、さげもんの小物には、鶴・亀・えび、三番叟といった縁起の良いものが作られていて、その一つ一つが袋ものになって、物を入れることができるそうです。
展示品なので手に取って触る・・・ということが今までほぼなかったので、まさかそんな仕組みになっていると思いもしませんでした( ´艸`)

この日、たまたま偶然居合わせたご家族にお願いして記念に写真を撮らせて頂きました。
やっぱりお雛様といえば、女の子の節句♪
優しそうなお父さん、お母さんの愛情を一杯受けて、さげもんの由来のように、健康、無病息災、良縁・・・はまだまだ先の話だけど( ´艸`)、スクスクと元気に育ってね♪

建物の中から見た庭の景色も、とても見事なものです。

柳川のさげもんめぐりも、もうすぐ最終日を迎えます。
まだどこにも見に行ってないなぁ~と言われるあなた、ちょっとノスタルジックな気分に浸りに、旧戸島家住宅を訪れてみませんか?(*^_^*)

所  在 地   福岡県柳川市鬼童町49-3
開館時間     午前9時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  刊 日   毎週火曜日 (火曜日が祝日の場合はその次の日)
観  覧 料   一般( 小学生以上) 100円
そ  の 他   北原白秋家入館者は無料です。受付でチケットをご提示ください。

 


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