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4月-2011

1.柳川高校生徒による柳川観光提言

(1)掘割班

s-DSC00442三橋神社からスタートした川下り、メンバーのほとんどが初めての体験という事で、とても楽しみでした。日吉神社前では鴨がどんこ舟についてきました。鴨とのボートリレーなどが楽しめるのではないかと感じました。宿泊施設かんぽの宿は、川下りの方から見ると河童の顔の形になっています。船頭さんの知識はすごいです。途中、土産屋の水産堂に寄りました。また、ギャラリー柳川では、県無形文化財の「どろつくどん」の能面や山車が展示してあり、2階のベランダはテレビの撮影で良く使用されるとのことでした。立花藩末裔の民雄さんの家では鮨とハーブティーをいただき、普段はできない船頭体験をしました。現在の柳川と藩政時代の地図を比べると、今の水路の位置と、柳川藩時代の水路の位置は変わっていません。柳川の掘割の役目としては、戦国時代の柳川城水の防壁、農業用水路・洪水予防の貯水、上水道・水運などの生活用水としての役割、あらゆる祭での水路になっている等の4つの機能があったそうです。柳川は、毎年11月に行われている白秋祭や3月の雛祭り水上パレードなど現在でも水路を使った行事があっていますが、もっと水路を使った催しものがいると感じます。今回実際に川下り体験をしてみました。

この川下り体験では船頭さんからのお話や、ゆったりとした時間の流れなど、良い面も感じましたが、一方で改善点も見えてきました。まず、川下り最中にはいたる所でゴミが落ちてました。川下りの環境としてはあまりよくない状態だと感じます。次に、川下り舟の底が固く、後半はおしりが痛くなってきたので、クッションなどが必要と感じた事です。そして、途中下船が出来ないことです。途中の土産屋に寄ることができればもっと良いのではないかと思いました。また、船頭体験は観光に取り入れたら面白いのではないかと感じました。

観光地として柳川が発展していくためには市民一人一人の柳川を愛する心ではないかと思います。

 

(2)有明海班

有明海は、九州北西部にある海で、福岡・佐賀・長崎・熊本に跨る九州最大の湾です。日本の湾の中でも、干満の大きさ・流入河川の多さ・塩分濃度の変化・濁った海域・日本最大の干潟・独特の生物相などを特徴としています。私達のチームはフィールドワークで水族館見学・街歩き・有明海・カニ試食・タコ釣り・矢部川大橋に向かいました。

まず水族館ではフグやウナギ、タツノオトシゴ、ムツゴロウ等がおり、ウナギやカニは実際触ったりできます。また、漁具もあります。漁具は海に潜る時に着るもので、重さは5、6キロあります。ウナギ漁のしかけやウナギ漁の道具も展示されています。ただ、水族館があまり広くなく、魚の種類も少なく施設内も暗く、改善のポイントがあると感じます。

次に水族館から船乗り場までの街歩きですが、亀や鳥などがいて空気が澄んでいたという良い点もありました。しかしあまり見るものがなく、ゆっくりと座るところもなく、ゴミがたくさんあるという改善点もあります。

舟に乗ってのカニの試食やタコ釣りでは、普段できない体験や普段見ることのできない有明海の景色等が経験できました。色々な生物を近くで見れたり、漁師さんの働く姿を見れたりと良い点がたくさんありました。一方、改善点として、舟のエンジン音が大きすぎて相手との会話ができなかったり、移動する際の空き時間、トイレや手洗い場等の船内設備の不十分さ等があります。矢部川大橋はコンクリート製斜張大橋としては日本一で、間近で見れました。

今回のこのフィールドワークを通して、次の観光ツアーを提案します。「水族館・有明海クルージングコース」です。水族館での有明海について知り→水族館にてタコ釣りの練習をし→有明海での海苔養殖見学をして→タコ釣りをします。このような観光ツアーを作ったら有明海・水族館の観光客が増えると思います。

 

(3)まち歩き班

私達のチームは柳川高校→柳川城跡→白秋道路→旧戸島邸→二丁いびと沖端入江漁港→白秋生家→六騎神社→白秋詩碑→出逢い橋→御花をめぐる街歩きを行いました。

柳川城跡には史跡や石垣があります。ここでは城跡の説明板について外国人観光客の為の外国語説明板の提案をします。

旧戸島邸は戸島家の住宅として使用されていましたが、1957年建物と庭園がそれぞれ県の文化財に指定されています。2001年に柳川市に建物が寄贈され、3年かけて解体・修理を行い、現在は一般に公開されています。お茶会等が催されています。

二丁いびと沖端入江漁港は、観光客に来てもらうように工事されました。ここでは、観光客むけにきれいに整備されていますが、きれいになったところと、そのままのところがはっきり分かってしまいます。最後まで作った方がもっと良いと思います。

六騎神社は700年から800年前に建立されました。ここには平家の6人の武士が祭られているそうです。

他にも近くに立つと帰去来の音楽が流れる白秋詩碑や人との出逢いがあったことから名づけられた出逢い橋等様々な所があります。

また、御花の資料館に行きましたが、ここは日本史の教科書の表紙になったこともあります。松濤園は日本三景の一つ松島に似せられてつくられました。船頭体験では、普段はできない体験なのでとても良かったですし、街歩きの途中には、うなまんや水上売店、ドラゴンフルーツのアイスなどを見つけました。

今回の街歩きでは、まちが静かでゆっくりできたり、川下りのリラックス効果やうなまんの美味しさや歴史を感じる街並みだということが良い点で挙げられますが、歴史の話が多く外国人や子供には理解しにくかったり、レンタサイクルや柳川だけのお土産を増やしたり等の改善すべき点も分かりました。また、マスコットキャラクターなんかも市で募集されると良いのではないかと思います。

 

(4)歴史・文化班

私達は昔・今・未来の3つの観点からフィールドワークを行いました。まずは昔、歴史的な柳川です。

始めは欄干橋についてです。ここでは、橋脚の上に穴が空いているのを見ることができます。この穴は欄干の青銅製の擬宝珠です。擬宝珠は、明治45年に三柱神社の神橋に移設されていましたが、戦時中に軍事用に使用されたため4個だけ残り、昭和57年10月に欄干橋の架け替えで利用されているのです。

次に十時邸ですが、この十時邸は旧武家屋敷で、屋敷と建物が一体的に保存されており、柳川地方の武家屋敷の典型として高く評価されている貴重な歴史的建造物です。

また、川下りコース沿いには田中吉政公の像や日吉神社が建っています。吉政公は治水、利水工事、柳川城の修築・整備等多くの業績を残した人です。日吉神社は山王さんと呼ばれ、柳川城の鬼門の守護神として、また郷土の総氏神としても有名です。

次に今の柳川について発表します。130年の歴史を持つ大松下のあめは、砂糖が使用されていないにも関わらず甘く美味しいです。また、あまりまだ知られていないまよい焼き、ウナギ等いろいろな美味しい食べ物があります。

これらを踏まえて高校生の目線から、1.より便利な交通ネットを作ること 2.休憩を取る場所を増やすこと 3.お土産の種類を増やすことを提案します。

柳川の公共交通路線は、バスの路線が少なかったり、待ち時間が長かったり、乗り方の説明が少なかったりします。利便性が悪いという事は、ツアーに参加していない方や外国旅行者などのが観光する意欲が低くなるという事です。

柳川観光巡りバスを出したり、英語のアナウンスや、本数を増やすなど、柳川駅に着けば迷うことなくどこにでも行ける、というイメージをつけることが重要だと思います。

休憩場所が少ないため、柳川に長時間の滞在を観光客が出来ないでいます。柳川の名所である、ひなまつりや武家屋敷などに柳川なりのスペシャル喫茶店の設置を提案します。ユニークな場所に置けば観光客は写真を撮りたくなります。つまり人が集まります。喫茶店は国籍年代等問わず人気になると思います。

柳川の土産は、煎餅・海苔・さげもん・まりなどがありますが、これは主に食べ物とかざりもんです。食べ物は柳川のイメージは残せませんし、かざりは機能性がありません。そこで、柳川の伝統や文化を生かした機能性のある観光商品を提案します。

例えば、柳川の風景を入れたコップ、ストラップ、ペン、ノートなどです。

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