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5月-2017

こんにちは。特派員のツツミです。
少し遅くなりましたが、
「水天宮さんのお祭り」は楽しみましたか?

水天宮大祭

川下りの終点付近に鎮座する「沖ノ端(おきのはた)水天宮」。
水天宮ですから安徳天皇をお祀りし、水難・安産の神として知られます。
毎年5月3日~5日の大祭には周辺に露店が並び、
昔から子どもたちが楽しみにしているお祭りです。
堀割には、6艘のどんこ舟をくっつけた「舟舞台」が登場します。
舟の名前は、稲荷神社、弥剣神社(祇園社)、水天宮の三社を
お祀りしているから「三神丸」といいます。
舟を舞台にしているところは少なく、珍しいそうですよ。

大祭準備中の水天宮

昼はお神輿が町内を回ります

川下りの舟でつくる舟舞台

水難から身を守る「ひょうたんお守り」は水天宮ならでは。子どもたちが首から下げています

お祭りを華やかに、
そして賑やかに彩るのが「お囃子」です。
太鼓、笛、三味線で奏でる囃子は
古典的な中にも異国情緒を感じさせ
「オランダ囃子」とも呼ばれます。
太鼓、笛、三味線の3つが揃う囃子は全国でも珍しいのだとか。
楽譜はなく、先輩から教わりながら節を覚えていくそうです。
昔は沖の端地区の青年が演奏したそうですが、
今では担い手を育成しようと「舟舞台囃子保存会」が結成され、
地区以外の子どもたちも参加しています。

大祭を前に行われた合同練習

笛・太鼓、三味線に分かれて一年を通じて練習が行われ、
お祭り直前の4月29日には合同練習が行われました。
合同練習はこの日限りとか。
お祭りのために帰省した若者たちも参加しています。
皆、小さい頃からなじんでいるだけに
ほんの少し演奏すれば息もぴったりです。

太鼓、笛、三味線が揃うお囃子は珍しいとか

女の子は主に三味線を担当

笛を練習する子どもたち

三味線と笛を背後に
吊太鼓、締太鼓と呼ばれる太鼓は囃子の中心。
竹製のバチがしなるほど大きく、
美しくたたく姿はさながらヒーローの様相。
男の子が叩き手に憧れるのも無理はありませんね。
しかし太鼓に限らず、小学生の子どもたちがいとも簡単に
笛や三味線を操っているのですからすごい。
日本伝統は、田舎のお祭りにこそ息づいていると実感させられます。

夜遅くなれば大人も参加。あちこちから1つまた1つと音が重なりあい、やがて大演奏に

舟舞台は、水天宮から御花たもとの橋まで掘割を行き来します。
上りの際は上りの囃子、下りの際は下りの囃子、
水天宮前に止まっている時は留まりの囃子、というように
囃子は3種類あるのだそうです。

このお囃子、秋の白秋祭でも披露されますから、ご注目ください。
「舟舞台囃子保存会」では、演奏はもちろん
挨拶をはじめ礼儀作法なども教わります。
年代を超えての交流は、
学校とはまた違う良い教育の場となるでしょう。
男女問わず参加できるようですから
興味のある方は練習を覗いてみませんか。

舟舞台囃子保存会
練習日;笛太鼓 毎週日曜10時~12時
三味線 毎週木曜16時~18時
参考:水天宮、お囃子の詳細はコチラ→水天宮ホームページ


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