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11月-2013

DSC_0255パソコンを使ったマット運動
 子ども達がなにやらパソコンに見入っています。何をしているのでしょうか。実はこれはマット運動の授業です。マット運動というと体育館にいくつかのマットが広げられた光景を思い浮かべますが、最先端のマット運動はパソコンまで設置するとのこと。

 しかし一体どのように活用しているのでしょう。パソコンにはカメラがついています。子ども達がマット運動する様子を動画で撮影、そして6秒程遅れてディスプレイ上で再生します。つまり子ども達は技を練習した直後にリアルタイムで自分の技を確認できるのです。子ども達は「足が伸びとらんね」「曲がっとる」などなど自分の様子を客観的にみて、そこを意識して練習していました。準備や後片付けが大変なんじゃないかと思う方もいると思います、しかしそこはさすが小学生。みんなで協力して、ものの1分程で片付けを終わらせてしまいました。

最先端の授業
 9月27日、豊原小学校でICTを活用した授業の発表会が行われた。ICT(Information and Communication Technology)は情報通信技術の略で、ようするにコンピュータ技術の活用である。写真のマット運動だけでなく、おもちゃ作りの様子をカメラで撮影し振り返ったり、勝負に勝ったり負けたりした気持ちをハートの色で表現してそれを共有したり、算数ではそれぞれの回答を共有したりしていた。


豊原小学校では平成24年度より「論理的に考えを表現する子どもを育てる学習指導〜かく活動を効果的に位置づけた授業づくりの事例研究を通して〜」と題し、ICTを活用した授業の事例研究に着手。指導者用のデジタル教科書、プロジェクタ、50インチテレビ、78インチ電子黒板、実物投影機、また1学級分のタブレット型パソコンを導入しました。

 タブレット型パソコンの特徴は、タブレット型とノート型の切り替えが出来ること、ラバー外装でショックに強いこと、無線LANに対応しどこでもインターネットに接続できること、Webカメラを搭載していることなどが挙げられる。生徒一人一人のタブレットは先生のパソコンから確認することができ、例えば算数の授業では、みんながどこでつまづいているのか確認し、生徒の解答をそのまま電子黒板に映し出すことができる。他には、理科で植物や雲をカメラで撮影しその後スピード再生し変化を確認したり、社会では柳川の航空写真を活用したり、ドリルでは間違えた問題を反復練習したりと使い方は様々である。

DSC_0224 DSC_0218子ども達の反応
 タブレットパソコンの学習は分かりやすいかという質問では76%の生徒が「とてもそう思う」16%の生徒が「だいたいそう思う」6%程の生徒が「あまり思わない」と答えた。とてもそう思うと答えた生徒の感想は「自分にあった学習ができる」「たくさん復習でき、今までの学習が振り返られた」「自分で調べたいことが簡単に調べれる」「写真や文章などがかける」。反対に「あまり思わない」と答えた生徒の感想は「なれていなし、使いにくいのであまり楽しくない」「文字が見えにくい」などがある。

 先生の認識は「無理に使って行くものではない、要所要所で使って行けばいい」というものであり、決して従来の授業形式とICTの授業は敵対するものではない。それぞれの場面でより良い方法選んでいくという考え方である。子ども達により分かり易く教える為に日々模索しているとのこと。ただ、若い先生はすぐに情報機器を使いこなす一方、ベテランの先生は四苦八苦しながら勉強しているらしい。ただでさえ忙しくなっている教育現場、先生はやはり偉大である。

 

柳川市地域特派員 大坪

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