ども、特派員の綿貫です。
10月に入り、朝晩は冷え込みますね。
皆さん、ご自愛ください。
そして、今回の記事に関しては、あえて写真はあまり載せません。
気になった方、興味を持っていただけた方は足を運んでいただけたら幸いです。
遠方の方は、動画検索を……すみません。
さて、10月に入り秋真っ盛り。
柳川の10月といえば、まずは稲刈り!!

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そして、稲刈りと同時期・10月の連休にあるのが、各地区の秋祭りです。

柳川には、伝統芸能がたくさん残っていますが、秋祭りで見られるものが多くあります。

風流とどろつくどんも秋祭りで見られる伝統芸能です。

風流(ふうりゅう・ふりゅう)とは、神社の秋祭りの日に、飾り付けをした大太鼓を着飾った打ち手が舞いながら打つというものです。今年は、市内では古賀・佃町・鷹尾・北徳益・今古賀・藤吉の6か所で行われます。大太鼓や鉦を打ち鳴らし練り歩くので、「どんきゃんきゃん」とも呼ばれます。

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柳川地方の風流は、江戸時代に著された「兎園小説」という随筆集にも挿絵入りで取り上げられています。

また、古賀・今古賀の風流は福岡県の無形民俗文化財に、藤吉の風流は市の無形民俗文化財に指定されています。

どんきゃんきゃんの鬼を、子供が見つけると、子供は逃げます。
柳川の人は、なぜだかわかりますよね?

 

 

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もう一方のどろつくどんは、三柱神社の秋季大祭で町を練り歩く山鉾のことです。
この三柱神社の秋季大祭のことを「おにぎえ」といいます。
おにぎえの詳細はこちら(市HPにリンク)
おにぎえは、旧柳河藩領域で最大の祭りで、その由来は、「大賑わい」(あるいは「お賑わい」)から来ていると言われています。

このおにぎえの中日(今年は11日)の御神幸行列で列の先頭を進むのが、どろつくどんです。

どろつくどんは、文政9年三柱神社の遷宮式の際、保加町の人たちが江戸の葛西囃子と京都の祇園山鉾を参考にして奉納して、好評を博したものといわれています。
以来、おにぎえの時に奉納されるようになり、現在では保加町のほか、上町、蟹町、京町三丁目、飛龍会と5つの山車があります。
5つの山車が集まる中日夜の競演会は、とても見応えがあります。

どろつくどんも、福岡県の無形民俗文化財に指定されています。

どろつくどんでは、山車の上でお面をかぶった踊り手がいろいろな舞を披露してくれます。笑面、般若、翁、恵比寿。。

人々の喜怒哀楽を表しています。

そして、奉納の時に踊る舞は、日本神話に出てくる天岩戸伝説になぞらえてあります。
天狗は、天岩戸まで道案内する猿田彦神
お多福は、天岩戸の前で舞う天宇受売命
ゲンコツは、天照大神が少し開けた岩戸から
天照大神を外に出す天手力男
そして般若は、高天原から追放される須佐男命
をそれぞれ表しています。
そして、どろつくどんの鉾にある行燈には、三柱神社、五穀豊穣、天下泰平……等の四字熟語が書かれてあったりもします。

どろつくどん、今年で190年になるそうですが、これも平和な世が続いてるからかもしれないですね。

いろんな歴史、見方ができるどろつくどん。
そして、おにぎえ。

伝統芸能、文化を継承する担い手も少なくなってきています。

190年続いた文化を、継承して次の世代に繋げて行くことも、観光の町水郷柳河に課せられた課題だと思っています。

今年は、おにぎえの3日目に、おもてなし競演会(三柱神社参道)とおもてなしお堀めぐり(水上パレード)があります。

柳川にある伝統芸能が、価値あるものだと思っていただけるからこそだと思います。
こうやって、柳川の文化・伝統芸能が新しい形でも後世に残っていけば。
と思います。

そして、その柳川の伝統芸能を継承する者として、
おにぎえが「大賑わい」になることを願い、行動して行きたいと思っています。

皆さん3日間、温かい目で見守って下さい。
時間があれば是非お越し下さいませ!

 

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