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1月-2018

皆さん、こんにちは。特派員のツツミです。
今日もちょっと歴史のお話です。
柳川の武将といえば、
「義の武将」と言われる立花宗茂公。
ゲーム等で大変カッコよく描かれ、人気の高い人物です。

宗茂はじめ、カッコよい柳川の武士たち

実際はどうだったのでしょう?
柳川古文書館と立花家史料館で開かれている
特別展「立花宗茂と柳川の武士たち」を見てみると、
実際になかなかの伊達男だったようですよ。

立花家史料館と柳川古文書館で開催中(2月4日まで)

NHK-Eテレ「知恵泉」(2017年8月)で
宗茂公が取り上げられましたが、ご覧になりましたか?
番組では、家臣に自分の袖を譲る宗茂公の逸話とともに
家臣らとの仲の良さが紹介されました。
最近、その袖が家臣の家で発見され、
今回の特別展に展示されています。

逸話はこうです。
朝鮮出兵に行った際、
家臣・小野成幸は自分の鎧の袖を邪魔に感じ、
取り外してしまいました。
その頃の戦い方は
矢や刀などから火縄銃などに変わりつつあり、
重い鎧は邪魔だったようです。

しかし、袖のない姿を見た宗茂公は「見苦しい」と言って
自分の袖を外して小野に渡しました。
袖のない宗茂公の姿を見て、
今度は別の家臣、小田部氏が自分の袖を渡します。
何とも微笑ましい光景が繰り広げられたそうです。

初公開の袖(チラシより)。弓好みの宗茂公にふさわしい、腕にピタッとつくような袖ですね

私は「危ないから」と
家臣の身を案じて袖を渡したのかと思いましたが、
「見苦しいから」だったんですね。
宗茂公の美意識を物語るエピソードです。

小野家では、鎧と袖がアンバランスでおかしいな、
という思いはあったようですが、
調査によって逸話を裏付ける発見につながったようです。

宗茂公の袖は白や紫、金色の配色が美しく、
これまでのシックなイメージを一新するもの。
この袖をもとに宗茂公のイラストが描かれていますが、
カッコよくないですか??
推測では180センチ程の大柄な武将だったようです。

今回の袖をもとにして描かれた宗茂公。これまでのシックなイメージから一変。あでやかです

立花家史料館には、家臣たちの鎧もズラリと並んでいます。
形や装飾が美しいので、こちらにも注目を。

ギャラリートークでは、
学芸員さんが展示品について解説してくれます。
話を聞くと、宗茂公たち武将がグッと身近に感じられますよ。

■「立花宗茂と柳川の武士たち」
○期間;開催中~2018年2月4日(日)※会期中無休
○会場;
①柳川古文書館(柳川市隅町71-2)9:30~16:30
・料金;無料
・交通;西鉄柳川駅から徒歩8分、又は九州道みやま柳川インターから約20分
・TEL 0944-72-1037

②立花家史料館(柳川市新外町1)9:00~18:00(入館は17:30まで)
・料金;一般500円・高校生300円・小中学生200円
(柳川市内の小中学生無料、学生証提示)
・交通;西鉄柳川駅から西鉄バス沖端方面行き「御花前」下車・徒歩5分、
又は九州道みやま柳川インターから約25分
・TEL 0944-77-7888

○ギャラリートーク(学芸員の解説)
・期日;2018年1月27日(土)①古文書館11:00~ ②立花家史料館13:30~
・料金;入館料のみ

※参考サイト;立花家史料館

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