05
7月-2017

梅雨です。豪雨には気をつけて!

ども、特派員の綿貫です。
ジメジメ蒸し蒸し、梅雨シーズンですね。
体調管理に気をつけてください。

さて、梅雨シーズンで思い出されるのが、
五年前の九州北部豪雨。
大和町六合で矢部川の堤防が壊れ、三橋町中山でも沖端川の堤防が決壊しました。
柳河小学校校区の消防団として出動していた私も、沖端川の土嚢積みや巡回をしていました。
夕方の満潮時間には、城掘水門前の二ツ川が氾濫しました。

あれから5年。
矢部川・沖端川等の護岸工事や橋の架け替えなどがあり、今も工事中のところがあります。

 

5年前、私は初めて水害を体験したわけですが、
そもそも、柳川は掘割やクリークがたくさんあるのに、なぜ水害がこんなに少ないのでしょうか?

少し調べてみることにしました。
柳川の中心部2km四方、60kmの水路の水は、主に瀬高水門(今は水門の手前に柳河城掘水門と案内が建てられています)から入ってきます。

その水は、矢部川の支流沖端川に設けた二ツ川堰から人工水路の二ツ川に引き込んだ水と矢部川から取水しています。

二ツ川堰に行ってみました。

 

しかし、頼りにすべき矢部川は総延長60kmで、1万6000haもの耕地をまかなわなくてはなりません。

田植えも終わりましたね。

 

掘割では水はゆっくりと流れますが、大切な水を長く滞留させて活用するために、柳川の人たちは、さらに「もたせ」という工夫を考え出したと言われています。
「もたせ」、橋が架かっている場所などで、堀の幅が狭まっています。

幅が狭くなっているので、その手前で水はいったん、滞留します。狭い所を流れるときは速くなります。
断面方向に見ると、上が開いた台形につくられています。

満潮時に雨が降って排水できないときには、掘割に貯留することで氾濫を防ぐことができます。

逆に、潮が引くときには、掘割が排水路の役目を担ってくれるのです。

水位が掘割の高さを超えてきたところ

 

つまり柳川の掘割には、少ない水を有効に利用する利水機能と、水の勢いや水量を調整して洪水を防ぐ治水機能が一体となった、システムがあるということです。
だから、掘割やクリークがたくさんあるのに水害は少ないのでしょうね。

 

今は観光にも多大な貢献をしている掘割。
そろそろ灯り舟。

今年の梅雨は、今のところ雨は少ないようですね。そんな年こそ、ゲリラ豪雨や集中豪雨に気をつけて過ごしましょう。

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